【サイパンひとり旅】マリアナブルーの海でウミガメと戯れよう!~観光編~

どうもーセカイチ塾のKEITAです!先日一人でサイパンへの短期旅行(3泊4日)をしてきたので、その時の様子などをまとめてみました。当初は新婚旅行で行く予定だったのですが、妻の体調不良で急遽ひとり旅に。ノープランで寂しく出発したものの、ドミで同じ部屋になった方のお勧めでスキューバダイビングをやってみた結果、めちゃくちゃ良い旅となりました。セブ島や他のリゾート地との比較なんかも含め紹介していきますね。

旅の醍醐味は「海外の人達と出会い語り合うこと」サイパン出会い編の記事もぜひご覧ください!

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ラウラウビーチでのダイビング、ウミガメと戯れる!

ガイドブックも持たず、何の予定も立てずに始めたサイパン旅行。当初は第二次大戦の痕跡を辿るツアーか、マニャガハ島に行くか、、くらいしか考えていませんでしたが、LINEで問い合わせできるセルフィッシュサイパンさんを紹介いただき、2日目から急遽スキューバダイビングをやることにしました。タイのタオ島で潜って以来約3年ぶりだったのでやや心配でしたが、軽くリフレッシュをしていただき、マンツーマンで2本たっぷり堪能。

スキューバダイビングは計20本目くらいですが、ウミガメを至近距離で見られたのは初めてでした。特にセルフィッシュの野々垣さんがカメ吉と呼んでいるやつが人懐っこく、亀の方から寄って来てレギュレーター(口にくわえてるやつ)を噛まれたり。笑 ひとり旅ではなかなか撮れない自分の写真もたくさん撮っていただき(この日だけで172枚)、しかも写真が上手で、最高の思い出になりました。

・2本:$80(送迎、機材一式レンタル、写真込み)

・1本目(基本コース)…天気:曇りのち晴れ、水温:28度、気温:29度、透明度:10m〜30m、最大深度:15.3m、潜水時間46分、見たもの:アオウミガメ(5匹)、トレイジーズデモイセル(固有種)、テングハギ、ツバメウオなど

・2本目(トンネルコース)…天気:雨のち曇り、水温:28度、気温:29度、透明度:10m〜30m、最大深度:17.2m、潜水時間45分、見たもの:オレンジフィンアネモネフィッシュ&卵、ダスキーアネモネフィッシュ(クマノミ村)、テングハギ、海キノコ、タイマイ(亀)など


グロットでのダイビング、驚異の透明度50メートル!

2日目のダイビングが良すぎたのと、サイパンで他にやることが無さすぎたこともあり、3日目もセルフィッシュで潜りました。この日はダイブマスターのSさんと1対2でグロットへ。サイパンの代表的なスポットで、三角形の洞窟?(写真右上)が有名です。ただ、難易度はやや高く中級者以上のレベルが必要。エントリーポイント(写真左上)へ辿り着くのも結構大変で、116段の階段を重い機材背負って上り降りしたり、足元の悪い中波のタイミングを見計らって渡る場所があったり、、(たまに死人が出る)。ブリーフィング(説明)をしっかり聞いていれば大丈夫ですけど。

苦労して行く価値は十分にあります。中国・韓国からのシュノーケリング客は一定数いるものの、いつもよりは人が少なかったようで、透明度も50mと最高の状態。上のラウラウビーチとの写真で比較してもらうと分かりやすいのですが、海の色も全然違いますよね。これが俗に言われる「マリアナブルーの海」というやつで、神秘的な青に包まれながら約一時間満喫してきました。最後浮上する前に安全停止(水深5m付近で3分くらい留まること)があるのですが、シュノーケリングしている人たちの足元を見上げながらジッとしていると、サメになったような気分になりました。笑

・1本:$60(送迎、機材一式レンタル、写真込み)

・1本目(右穴→左穴)…天気:曇り、水温:27度、気温:28度、透明度:50m、最大深度:19.8m、潜水時間:54分、見たもの:ホワイトチップリーフシャーク(ネムリブカ)、ギンガメアジ、オレンジフィンアネモネフィッシュ&卵、ハナゴイ、オニヒトデ、ノコギリダイなど


マニャガハ島は観光客だらけ…

最終日の4日目、フライトが夕方17時台だったので、散歩がてらマニャガハ島へ行ってみることにしました。Web検索ではフェリーの情報しか出ていませんが、そこら辺でボートを持ってるおっちゃんに話しかければその場ですぐ行ってくれます。どうせ一人でやることもないし1時間くらい見とけば良いかな、、と思ってたのですが、実際は30分で十分でした。笑 海はエメラルド系ですごく綺麗、台風の影響が少ないのかヤシの葉も整っていて、砂浜もちゃんと管理されています。ただ、島に上陸して最初に衝撃を受けたのが観光客の多さ。さらに言うと、欧米人客は全くの0人。9割が中国人・韓国人で、たまに日本語が聞こえてきました。

まぁよくよく考えれば日本の海水浴場も夏はこんな感じになってますが、ラウラウビーチとかグロットと比較してしまうと、インパクトはかなり薄かったです。ダイビングをやってみて本当に良かったと思ったし、それが無かったらサイパンの良さは何も分からずに終わっていたかな。島を歩きながら一周し、大砲の残骸?など所々で戦争の痕跡を見つけ(FFXの世界観っぽい)、日本人として色々耽りたい場所もあったのですが、、どうしても人が多く、写真を撮っても中国や韓国の人が絶対に入ってしまうような状況、もう諦めてさっさとガラパンへ帰りました。笑 ただ島の裏側方面は人が少ない場所もあったので、複数人で来ている場合はスポット探して良い写真が撮れると思います。ひとり旅の場合は、自撮り棒があった方が良かったかも。

・往復ボート代:$20(ハイアット前にいるマリックのやつ)

・島入場料:$5

・コインロッカーやシャワーは島内に有り(やや汚い)


寂れた繁華街、サイパンの夜

サイパンの繁華街はガラパン地区、ハイアットホテルやフィエスタホテル、僕の泊まっていたG.Tゲストハウスもこのエリアにあります。ただ、ハワイやグアムと比べるとかなり田舎、セブシティと比べようものなら天地の差です。免税店の規模も小さめかな、最低限は揃っている程度です。スカイマーク就航開始のキャンペーンで、街はお祝いモード一色。現地の日本人学校に通う子ども達が書いた書き初めや絵馬なども展示されていました。

見所は、、カジノのあるインペリアルホテルがダイナミックでインパクト大なのと、アメリカンメモリアルパークから続くホテル前のビーチも自由に散歩して良いらしいので、海沿いに辿って行ったりするくらいでしょうか。フォトウェディングをやっている家族も見かけましたが、メモリアルパーク付近は人が少なく海も綺麗めなので、確かに良いかもなと思いました。カジノからゲストハウス間の道に売春婦(中国人)がたくさんいて、店舗も複数あるようですが、売り手ババア的なおばちゃんにめちゃくちゃ声かけられます。参考までに値段を聞いてみましたが、1時間100ドルで本番OK、女の子達は10代後半〜で実物を見た感じスタイルの良い子もいますが、好みは分かれると思います。病気は自己責任で。マフィアはたぶん絡んでないかな。(ちなみに僕は買ってないですよ。笑)


ハンバーガーとカップ麺で乗り切ったサイパンの飯

基本少食です。筋トレとかしてるので努めて食べるようにはしてますが、油断していると昼飯など普通に食べ忘れます。ひとり旅ということもあり、洒落たレストランでディナーとか食べても寂しくなるだけですし。笑 そんな理由でこの項目はあまり参考にはならないと思いますが、一応4日間で食べたものを下にまとめてみました。正直、セブ島とかタオ島と比べてしまうと、物価はめちゃくちゃ高いです。空港の水とか、200ml程度で$3しましたよ。バーガーは安定の美味しさかつ、ステーキとかに比べれば安く食べられるので夕食で2回お世話になりました。好みは分かれると思いますが、アメリカンピザ&グリルのパンとポテトはマクドナルドに近いので食べやすく、肉厚のハンバーグを新鮮で分厚いトマトやピクルスとサンドして食べる感じが美味しかったです。野菜不足を感じたら、旅人の定番サブウェイへ。下の写真はハードロックカフェのバーガー、肉は美味いけどパンが自分に合わなかったかな。

朝はカップ麺か菓子パン。コンビニ的な店だと良い感じのパンは売ってないので、まずはパン屋を探すのが大切です。カップヌードルは日清だしジャンプとコラボしてるし大丈夫だろうと思いましたが、めちゃくちゃ不味いです。。味が全然違う、麺から何からカップヌードルの要素がないです。笑 バウンドマンのルフィが描いてあるエビ味はまだましなので、お湯入れて1分半くらいで食べるのがコツですかね。毎週木曜日はナイトマーケットがあるので、行ってみると良いです。まぁ、ほとんどフィリピンみたいな感じで、というか店出してるのほとんどフィリピン人な気がしますが、セブでもお馴染みの串焼きBBQ(肉の質はサイパンの方がよいかな)をメインに、フルーツシェイクやアイス、ドサクサに紛れてチャプスイ(フィリピンの郷土料理)とかも並んでいました。笑

1日目…朝:自宅、昼:機内食($0)、夜:ハードロックカフェのハンバーガーセットとビール($28)

2日目…朝:日清カップ麺($1.5)、昼:なし、夜:ナイトマーケットのBBQ($10)

3日目…朝:日清カップ麺($1.5)、昼:サブウェイ($10.7)、夜:アメリカンピザ&グリルのハンバーガーセットとビール($16)

4日目…朝:あんぱんと豆乳($2)、昼:機内食($0)、夜:自宅


お土産はハーマンズがお勧め!

妻からハーマンズ買って来てと言われていたので、免税店の人にそのお店は閉店しました、とか突き放されながらもなんとか発見し購入(普通にT.ギャレリアの一角にありましたが)。試食もしなかったので味は知りませんでしたが、帰りの機内食で配られたクッキーを何気なく齧っているとめちゃくちゃ美味しいことに気づき、ラベルを見たらHerman'sと書いてありました。サクサク食感と、後から口いっぱいに広がる香ばしさが絶妙です。

その他バラマキ用に何か安いものをと思っていましたが、通りかかったNONIの店で一番安いものは何か聞くと、一つ$0.7の石鹸を発見。韓国のおばちゃんが接客頑張ってくれたので少し多めに購入し、スカイマークのキャンペーンでやっているスタンプラリー(提携店でスタンプ押してもらえる)をコンプリートできたので、免税店でプレゼントをもらいました。帰りのフライトでもらったタンブラーも地味に嬉しかったかな、スカイマークはかなり気合い入ってます。

ハーマンズ:小($3 ×4個)

ハーマンズ:大($10 ×1個)

ノニ:石鹸($0.7 ×12個)


セブや他のリゾートとの比較

以前ハワイへ旅行に行った際、比較記事的なものを書いたんですよね。メモ程度のまとめでしたが、そちらも参考にしつつ文章で簡単にまとめていきます。まず、気候や島の雰囲気などはフィリピンとそっくりです。グアムを田舎にした感じ、が一番しっくり来ますが、セブを田舎にした感じとも言えそうです。ただ、欧米人が全くいないのがハワイやセブとの違いですかね。セブもそこまで欧米人いませんが、中国・韓国からのアジア人率でいうとサイパンが際立っています。ハワイやグアムだと、日本人を見かける機会がグッと上がりますね。

英語の通用度はもちろん高いですね、ハワイに比べるとフィリピン人も多く、現地人の英語も僕にとってはハワイより聞き取りやすかった印象です。日本語の通用度も高いですね、特にお土産屋さんなどは日本語が話せる人も多いです。治安も良し、サイパンの夜は売春婦やマッサージ店の勧誘がしつこく、深夜になるとちょっと薬とかやってそうな人物もチラホラ徘徊していましたが、スリや引ったくり的な軽犯罪はセブより少ないと思います。

ビーチの綺麗さだと、なんだかんだでマニャガハ島がフィリピン・ボラカイの次くらいに綺麗だった気がします。特に、ヤシの木が暴風の影響をほぼ受けていない様子で整っています。セブ島の海も綺麗ですが、マクタン方面の海はホテルのプライベートビーチとして敷地が確保されている点で好き嫌いが分かれるところ。プライベートを重視するならセブ島ですが、ビーチ沿いをひたすら散歩していきたいなら、ハワイやグアム・サイパン、フィリピンならボラカイやセブ北部のマラパスクアなどがお勧めです。

ダイビングだったらマリアナブルーでウミガメもたくさん見られるサイパンが一推しですが、物価の高さがマイナスポイントですかね。安くダイビングするなら、セブ島やタイのタオ島、もしくはエジプトのダハブもお勧めです。セブ島なら、ジンベエザメを90%以上の確率で見られるオスロブなんかもあります。値段もサイパンの半額くらいで潜れますね。ライセンスを取得するならセブ島かタオ島がお勧めです。特にセブ島だとオープンウォーター(18mまで潜れる最初の免許)が2日間で1.5万円くらいで取れるんですよね。僕もセブ留学の合間に土日で取りましたが、ファンダイビングで色々潜る選択肢の一つとしてサイパンへ行くくらいがちょうど良いかもしれないです(ちなみに今はアドバンスドを持ってます)。

買い物するならハワイかセブかな。僕はあまり興味ない分野なので参考になるか微妙ですが、とりあえずサイパンはグアムよりも寂れています。田舎な雰囲気の方が好きな人にとっては、逆にプラスとなるかもしれないけれども。ただ、上にも書きましたが物価の高さは気になります。日本と同じかそれ以上ですからね。セブなら、日本の約1/3〜1/5くらいの物価なのに、置いてあるものはハワイやサイパンと変わりません。ブランドもの狙いならそこまで差は出ないかもしれませんが、ローカルなお土産狙いならセブの方が安くて色々面白いものが揃ってますよ。

※サイパン グロット(GROTTO)で撮ってもらった写真をもう一度。


まとめ

今回のサイパン旅は、スキューバダイビング中心のプランにすることによって充実しました。みなさん、サイパンの良さは海底にありますよ。是非セブ島など安いところでライセンスを取り(できればアドバンスドまで)、良い写真たくさん撮ってくれるセルフィッシュサイパンさんで潜ってみてください。

最後に、留学エージェントという仕事上もあるのですが、やはり英語ができると旅の質がかなり深まってくるということは付け加えておきたいです。ダイビングも良い趣味だけど、英語も良い趣味です。海面からでは味わえない世界が海底にあるように、英語が話せることで見えてくる別の世界が身近にもあります。サイパン出会い編として留学の先にある世界を僕の目線で少し書いて見たので、もし良かったらこちらも読んでみてください!

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セカイチ塾・フィリピン留学ゼミ

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