【セブ留学】授業カリキュラムまとめ!~マンツーマンクラス編~
フィリピン・セブ島での英語留学といえば、講師と1対1で授業を受けられる「マンツーマンクラス」の充実が大きな特徴の一つとしてあげられます。多い学校だと、1日10コマ(1コマ50分)のマンツーマン授業を受けられる場合もあります。
セブ留学は、主にグループクラスで構成される欧米圏の留学と比較すると、アウトプットの場として自分が英語を喋る機会が圧倒的に多くなるため、忙しい方でも短期の留学で効果を出しやすくなっています。また、それぞれのレベルに合わせた個別指導を受けながら、シャイな人でも周りの生徒を気にすることなく自分のペースで勉強することができます。
そんな魅力たっぷりのマンツーマン授業ですが、一口にマンツーマンと言っても、様々なカリキュラムが存在しています。実際にどんな授業を受けられるのか?学校によってカリキュラムの呼び方は様々なのですが、主なものを系統別けし、実体験をもとにまとめてみました!
英語の基礎4技能に関わるカリキュラム例
ESLコースとか、Generalコースと称されることの多い「一般英語」を扱うコースでは、英語の基礎力を養うための4技能(読・書・聞・話)からしっかりと勉強していく授業が多くなります。ピラミッドで例えると土台の部分をしっかりと身につけることによって、今後の伸び代を養っていくという考え方です。
担当講師は基本的にフィリピン人の先生となるため、例えばリーディングの授業を受けても英語で教わることになり、自然とスピーキング力も鍛えられます。
・スピーキング系(Speaking)
英会話力の向上にフォーカスする授業です。何か一つのテーマについて、先生と意見交換したりする中で、自分の意見や考えを英語で表現する力を身につけます。初めは一問一答形式など、で恋愛観とか趣味について英語で答える練習などが多く、徐々にレベルが上がってくると、教材をもとに政治・経済や各種社会問題について話題にしていくことも増えていきます。
・ライティング系(Writing)
英語の文章を書くコツを学び、練習していく授業です。毎日の日記や課題エッセイなど、時間のかかる宿題を出されることが多く、継続してやるのは結構大変ですが、文法や語彙表現等も個別で毎日添削してもらえる贅沢な授業でもあり、頑張った分だけ実力がついてきます。
・リーディング系(Reading)
英語の読解力を鍛える授業です。日本の英語教育(中学高校)や大学受験対策で最も主流となっている、お馴染みのカリキュラムでしょう。主にテーマに沿った単語やイディオムにフォーカスすることが多く、文章を読み、語彙力を鍛えることによって、表現力の幅を広げていきます。
・リスニング系(Listening)
英語の聞く力を伸ばしていく授業です。ニュース番組のCNNなどが代表的な教材となります。リスニング力は自分の発音とリンクしている面も多く、ネイティブスピーカーの発音に慣らしながら、自身の発音も矯正していく、というスタイルを取ることも多いです。
英語力を強化するためのカリキュラム例
以下カリキュラムも、セブ島の語学学校ではよく見かける授業例です。上で紹介した基礎4技能とどこで線引きをして区別するべきか微妙ではありますが、英語力を肉付けしていくような授業系統としてまとめてみました。
・グラマー系(Grammar)
文法の授業です。リーディングと並び、中学・高校英語でお馴染みのカリキュラムです。日本では中学3年間で一通りの文法を学びますが、英語で改めて学び直すと新鮮です(例えば現在完了は"Present perfect"といいます)。
・プロナウンス系(Pronunciation)
発音矯正の授業です。初めは発音記号をしっかりと発声できるように練習し、それぞれの弱点にフォーカスしながら特訓していくスタイルが多いです(日本人の場合は"r"と"l"、"th"の発音など)。慣れてくると、より欧米人の発音に近づけるよう、アクセントやイントネーションに注意しながら文・文章で練習していきます。
・ボキャブラリー系(Vocabrary)
使える単語や熟語を増やしていく授業です。単語帳等を使って自分でも勉強できますが、マンツーマン授業で勉強する場合はスピーキング要素も入ってくるため、例文を読みながら先生と会話し意味を確認していくと、暗記の定着度が高まるかもしれません。
・カランメソッド(Carran method)
英国式の英語脳活性プログラムです。教材に沿って、先生は普段よりも早口で質問を繰り返し、生徒はそれに即答していく、という作業をひたすら繰り返していく授業です。頭で覚えるよりは、体(耳と口)に叩き込み、英語の反射神経を鍛えていく学習法です。
専門的な技能にフォーカスしたカリキュラム例
TOEICやTOEFL等の各種試験対策や、ビジネス英語などは以下にまとめてみました。ある程度英語力の素地が身についたら、何か明確な目標を持って取り組むことが大切です。各学校様々なものがありますが、その中でも代表的なものをご紹介します。
・試験対策系(TOEIC, TOEFL, IELTS)
主に、就職活動や転職活動前に留学する生徒に人気のカリキュラムです。通常は、申し込み時のコース選択でTOEICやTOEFL等を選び、TOEICリーディングとか、TOEFLスピーキング、といった感じで自動的に組まれる場合がほとんどです。
・ビジネス英語系(Business English)
社会人の方や大学4年生、企業研修などで人気のカリキュラムです。ビジネスシーンでの言い回し(Business socialising)を学んだり、ビジネス系のトピックを用いてボキャブラリーを増やしたり、時事ネタを使ってリーディングやリスニングの練習をしたりします。
・旅行英語系(Travel English)
海外旅行好きの人や、世界一周前の留学生等に人気のカリキュラムです。サバイバルイングリッシュなど、旅先で役立つ英語表現や、いざという時のために知っておいた方が良い表現等を中心に学ぶことができます。
・ワーホリ準備系(Working Holiday)
ワーキングホリデー(海外でのバイト)前のセブ留学も年々増えています。ワーホリビザでカナダやオーストラリアへ渡航する前に、履歴書の書き方や面接対策などをしっかり勉強してから行きたい、という方に人気のカリキュラムです。
まとめ
セブ留学のマンツーマン授業は、各学校や各種コースによって、様々なカリキュラムが展開されています。留学を検討する際は、授業内容にまでこだわり学校選びをするのが成功のコツですので、目的に合わせてベストな選択ができるよう慎重に比較してみてください。
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